平成１２年１１月１１日開催 「雄飛」第２１号より転載
同窓会創立50周年記念総会が上六都ホテル3回金剛の間で行われた。
思い返せば50年前大手前会館（今のドーンセンタ-）で第1回総会をした。当時のアトラクションは映画「鏡の鳴る丘」であったと思う。卒業生は約1,500人位で500人程出席した。それから変還を経て50年。会員は2万人。今日ここに集う。
司会は津村副会長、議事進行の議長は寺内書記とおきまりのコース。今回は新会長に米谷忠俊氏（17期）が選ばれた。21世紀に向けて新しい発想でやってほしい。そのあと旧校長の大安先生、松山先生等挨拶。学校活動の国際化として韓国の新鉄原中学と国際交流のスライド等があった。次に現役自治会役員紹介、ビンゴゲームに興じる。引き続いて祝賀会が同じ都ホテル4階浪速東の間で行われた。
司会は笑鬼会会長で回文で有名な乙田東洋司氏（9期）、宝塚出身の八馬加代子（13期）で、35周年記念の名司会を再現してもらった。山崎新校長、今岡熱血教頭、新会長の挨拶、鎌田伸子会長が旧会長になったばかりで、挨拶の代わりに黒田節の舞を披露してもらった。この舞いも今年で見納めと思うのはまだまだ甘い。
また絵画の中沢晴一郎先生は亡くなられてから学校に数々の絵を寄贈された。それで学校から奥様に感謝状を贈った。又人生半ばに突如として視力を失い、それでも水泳に、ゴルフに日本的記録を残し、さらに中国国交に活躍されている菅野芳亘（19期）のご挨拶があった。
つぎに待望のアトラクション。先ずギター弾き語りの幻の女デミ（国見明美13期）、例年おなじみジャズシンガー
I love 大阪の岩井ゆき子（14期）。でも圧巻は今川信吾、沖田信久、中西康之（いずれも20期）のトリオの「よしだ商店バンド」であった。前のソロシンガー二人はプロ、あとのバンドの三人組は堂々たる本職があるにもかかわらず、道を間違ったのではないかと思わせるような熱演で聞かせてくれた。
まさに印象的な50周年祝賀会であった。
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